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ぼっちのメリット

みなさんは、「友達が多い人」「友達が少ない人」どちらが魅力的かと聞かれたら、どう答えるだろうか。

 

大抵の人は「友達が多い人」と答えると思う。友達が少ない僕でさえ、友達が多い人の方が魅力的である可能性が高いだろうな、と思う。こういう価値観がはびこる社会において、「友達が少ない」ということは恥ずべきことだと考えられている。実際、友達が少ないことによって不利益を被るケースも少なくないだろう。

 

みなさんご存知の通り、僕は友達が少ない。少ないというか、考え方によってはゼロとも言えるかも知れない。最後に誰かと会ったのは半年ほど前で、それ以降は誰とも会わずに暮らしている。もちろん、LINEやTwitterFacebookといったSNS等での交流も全くしていない。

 

そんな僕だけど、友達が少なくて困った、ということはあまりない。というか、少なくともここ数年に関して言えば一度もないと思う。結論から言ってしまえば、僕がそういうタイプの人間だから平気なのだ、という話になってしまうんだけど、そんな僕だからこそわかる、ぼっちのメリットを挙げていきたいと思う。

まあ、「他人に合わせる必要がないから気楽」っていうのが一番だと思うけど、それは誰でもわかりそうなことなので、少し違った視点で紹介したい。

 

 

1.流行を追いかける必要がない

友達の多いみなさんは、普段人とどんな会話をしているだろうか。ぼっちの僕にはさっぱりわからないんだけど、たまにどうしても人と話さざるを得ない時、話題を考えるのに必死でしんどくなってしまう。

一番簡単な話題というのは、その時に流行っているものな気がする。いや、実際どうなのか自信ないけど。少なくとも、流行に敏感な人は話題には事欠かないイメージがある。ただ、流行を追いかけ続けるのはかなりしんどい。僕にはとても無理。

 ぼっちでも人と話す機会がゼロとは限らないので難しいところなんだけど、「たまに」の会話は仕方ないと割り切ってしまえば、ぼっちは流行を捨て去ることができる。興味もないのに話題のドラマを観る必要もないし、ラッスンゴレライ♪ とか覚える必要ゼロ。ここでラッスンゴレライとか出しちゃう時点で僕がいかに流行を追えていないのかバレバレ。

 

2.安価にコンテンツを楽しめる

1と少し被るんだけど、ぼっちだと流行を追いかける必要がない分、「旬」を気にする必要がない。世間が「村上春樹の新作読んだ~?」とか言ってても関係ない。だってぼっちだもん。流行なんて関係ない。すると、あまりお金を使わずにコンテンツを消費できる。これはかなりのメリットだと思う。

わかりやすいのは、映画や本。映画って劇場で上映されてる時は2000円とかかかるけど(何年も行ってないのでよくわからないけど、これぐらいだよね)、DVDレンタルが始まれば数百円で借りれるし、もっと待てば旧作扱いで100円ぐらいになっちゃう。最近はNetflixとかHuluとかあるし、もっと安いよね。

本だって、ハードカバーだと1500円とか2000円とかしちゃうけど、発売からしばらくして文庫本になると半額どころか1/3ぐらいになったりする。僕みたいにハードカバーは大きくて読みづらいから文庫本の方が好き、って人からすると最高としか言いようがない。

 

3.本当におもしろいコンテンツだけをつまみ食いできる

これも1と被るんだけど、というか結局「流行を追いかける必要がない」ということこそが真髄な気がしてきたんだけど、これも僕はすごく気に入ってる。

世間の人たちは、とにかく人との話題作りに熱心だ。とにかく共通の話題が欲しい。そんな人たちにとって、今話題の映画、ドラマ、本、そんなものは格好のネタだ。だから、ちょっと流行っているとすぐに飛びつく。

彼らの中でも最先端を行く人たちは、流行る前に唾をつけたがる。流行ってから、「俺はもっと前から注目してたぜ。ハイセンスだろ。」そう言いたいがために。世の中には中学生の部活の試合を見に行くスポーツファンもいるらしい。その選手がプロとして大成した時に、「俺は●●が中学生の頃から目をつけてたんだぜ。」と言いたいばかりに。

こういう人たちがせっせとおもしろいもの、すごいものを発掘してくれて、それが流行する。その中で、「なんだ、あんまりおもしろくなかったじゃん。」なんてものも出てくるし、「全然期待してなかったけど意外とおもしろかった。」というものも出てくる。

僕たちぼっちがコンテンツに手を出すのは、そうやって評価が定まった時だ。時間は無限ではない。それなのに、他人と話を合わせるためだけに大しておもしろくもないものに時間を割くなんて馬鹿らしい。せっかく流行を追いかける必要がない生き方をしているのだから、「どうやらこれはおもしろいらしいぞ」そうわかったものにだけ手を出す。これこそがベストとは言えずとも、ベターな楽しみ方ではないだろうか。

 

 

ここまで書いてみて気付いたけど、これも全然誰でもわかるレベルの話な気がしてきた。

 

人と関わらないことによって、他人の考えていることがわからなくなり、想像力が著しく欠如する。これがぼっちのデメリットだということに気付けました。

そう、僕は今、自分のダメなところを知った。

 

自己分析に長ける、これこそがぼっちのメリットその4です。