ああ どうしてこんな顔よ

また鏡を見つめてる~♪

ああ どうしてこんな顔よ~♪

明日の朝 目が覚めた時には~♪

美しくなってたらいいな~♪

 

今年の3月で活動を停止したBerryz工房が、こんな歌詞から始まる「VERY BEAUTY」という曲を出していたんですけど、これ、アイドルが歌ってるのおもしろくないですか? あんまりおもしろくない? そうですか。

Berryz工房って、みんなまあまあかわいいんですよね。そんな子たちがこれ歌ってるの、嫌味っぽくてよくないですか? 僕はいいと思う。

今日はそういう話。

 

 

自分で言うのもアレなんですが、僕はぼちぼち顔がいいです。

本当にアレだと思うんですけど、まあ人間20年生きてれば、自分のルックスがどの程度なのか、なんとなくわかるじゃないですか。で、僕は正直ぼちぼちイケメンなんですよね。ああ、これ後で消すかも。

 

そんなわけで、「こんな顔」でラッキー! パパママサンキュー! と言いたいところなんですが、正直、あまり恩恵を享受していない。

僕は恋愛にほとんど興味がなくて、性欲もそれほどないんですよね。そうなると、「モテたい」という情熱もほとんどなくて、「毎日女の子にキャーキャー言われる」より、「女の子が全く寄ってこない」の方が理想なんですよね。いや、前者の経験はないですけど。

 

日頃からブログを読んでくださっている方はおわかりだと思いますが、僕はとにかく根が暗くて、人と関わるのが苦手です。というか、好きじゃない。

そういう人間にとって、他人から関心を持たれるのって嫌なんですよね。

世の中、多少ルックスがいいと見た目だけで近寄ってくる人が多いです。マジで何言ってるんだ僕、と思いながら書いてますが、男でも女でもそうです。

普通に考えればお得なことなんですが、僕みたいな人間からすると、これがわずらわしくて仕方ない。

 

ちょっと顔がいいだけで、「イケメンだし、話もうまそう」「イケメンだし、おもしろそう」「イケメンだし、仲良くしとこう」って考える人、結構多いんですよね。

「イケメンだから、根暗じゃないだろう」「イケメンだから、引きこもりじゃないだろう」勝手に決めつけられるわけです。

もうこれがとにかく不愉快なんですよね。勝手に決めつけるなよタコ、と。僕は口下手でおもしろいことなんて何一つ言えないし、根暗で引きこもりなんだよ、と。

 

最近読んだブログで、同じような感覚の記事がありました。

 

pentaprism.hatenablog.jp

 

「背が高いから、強いはず」「背が高いから、男らしいはず」これも勝手な決めつけですよね。

 

「男のくせに」「女のくせに」といった性差別は糾弾されているのに、こういうのには無頓着な人が多い。「差別はよくない」とか得意げに語ってる人たちって、話題になっている系統の差別に条件反射で異を唱えているだけにしか見えなくて、本当に差別全般について考えているのか、甚だ疑問です。

はてブなんかも結局2chまとめとかと一緒で、マジョリティに同調しているだけなのに、自分もしっかり考えているかのように錯覚している人たちが多くて、なんだかなあと思います。ああ、主語がデカイと叩かれてしまう。

 

話がそれてしまいましたが、とにかく人を見た目で判断するんじゃねーよタコ、そういう話です。

「よれよれのシャツを着ているから、だらしない人だと思われる」「全身セシルマクビーだからギャルだと思われる」そういうのは仕方ないと思います。自分で選択しているんだから(僕は白ギャルとエッチしたいです)。

しかし、顔や身長といった、どうしようもない先天的な特徴で人を判断するのはどうなんでしょうか。

高須院長に「スーザン・ボイルみたいな顔にしてください」って頼めばいいのか? ドラえもんにスモールライトでも当ててもらえばいいのか? ふざけんなタコ。

 

 

 

「僕はイケメンに生まれて困ってますぅ~」とノリノリで書いてきましたが、今更、「いや、イケメンってほどでもないです… 100人いたら30番目ぐらいのレベルです…」とか弁解してもキモイだけなのでやめておきます。

僕はイケメンだ。

おしまい。