有言不実行の口先男
「最近なんかだるいな~ 何もやる気しないな~ どうすればいいんだ~」と思いながら自分のブログを見返していたら、「うっ」となった。
というわけで、明日から少しは外に出てみようと思います。
最近は本当に家にこもりっぱなしだったので正直おっくうなんですが、毎年恒例の暗い気持ちとおさらばできると思えば悪くない。明るくなって、谷原章介のようなさわやかなスマイルを手にする。僕ならできる。待ってろ本仮屋ユイカ。
おいおい、つい数日前も同じこと言ってるじゃん、自分で解決策出してたじゃねえか、外出るっつってたじゃねえか、と。
このだるさに打ち勝つには、外に出て体を動かすしかない。わかっていたじゃないか。
僕は根が炭酸を抜いたコーラより甘くできているので、自分で決めたことをやり遂げられない。というか最初の一歩すら踏み出せない。
そもそも28日の記事の時点で「正直おっくうなんですが」なんて予防線を張っている。最初からやる気なんてなかったのだ。というか実際にやる気がなかった。
「口先だけ」なんて言葉をよく聞くけど、こうやってキーボードをカタカタしただけの文字列なんて、口から出る言葉よりよっぽど軽い。
自分しか見ない日記帳に書くだけならまだしも、今こうしてこんな文章を読んでくれている人がいることをわかっていても、それでも無責任にいい加減なことを書いてしまう。
言いたいことも言えないこんな世の中じゃ、適当なことを好き放題言える場所が必要な人もいる。そして僕はそういう人間なのだ。だから仕方がない。こうやって正当化する。
昔からそうだった。
いつも自分をよく見せようと、「僕はしっかりしているんだ」と自信を持とうと、何かをしようとする、ふりをする。それはどこまでも見せかけでしかなくて、結局何もしなかった。そんな時は必ず「いや、あれは仕方がなかったんだ」「調子が悪くて」と、自分にも他人にも言い訳をしてきた。
そうやって、消えかかった自尊心の灯を醜い愛情で包み込む。どうにか守り抜くと、まだ火が小さいことに気付く。そして、また「目標」という燃料をくべていく。
このままじゃいけない。何度もそう思った。それでも変われなかった。いや、変わろうとしなかった。言い訳は得意だったから。
それでも、いつかは変わらなければいけない。言い訳もやめなければいけない。
「本当の自分」「幸せな人生」よく聞く言葉だけど、いまの僕にはどちらも手にできそうにない。このままじゃいけない。変わらなければいけないんだ。
思い立ったら吉日。始めるなら今だ。今すぐだ。
早速、今からコンビニへの買い物を除けば数週間ぶりに外に出てきます。
1時間ほど散歩してこよう。
たった1時間。それでも、今の僕にとっては決して楽ではない。これは人類にとっては小さな一歩だが、一人の人間にとっては偉大な飛躍である。
少しずつ、少しずつ今の自分を変えていこう。もっと元気で、もっと幸せな自分になるために。
それでは、行ってきます。
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